*きままなひとりごと*

ゆるりとすきなことを呟いています。

20160510-11 MADE in クリエ感想①

行ってきました、MADE単独クリエ公演。
去年のIクリエも楽しくて幸せで、だから今年も平日だろうがなんだろうが休む!と決めて申し込み。
当たったのは5/10の初日でした。
でも初日に入ったらどうしてももう一度見たくなってたまらなくなって、5/11昼公演も見てきました。
……まさかの事態すぎる(笑)
後処理はいろいろ大変ではあったけれど、でも入ってよかったなあとしみじみ思い返すような公演でした。

メモは一応メモアカ(@asami_memory)にて書いてますがその辺りをまとめておこうかなとブログも書いてみました。
長いので暇な時にでもどうぞ。自分覚書的な感じでだらだらと書いています。
※MCの詳細や衣装、細かい感想などは↑こちらをよかったら覗いてください。(レポっていうかステマ用メモ)


0.オープニング
開始2分前くらいに円陣を組んだのか幕向こうから声が聞こえてくる。
でもぎりぎりすぎてMADEコールする暇がなかった(笑)
なんかこう声出しの後にキャー!ってなってコールかなと思ってたんですよ…。
「ようこそお越しくださいましたお嬢様」と大河くんの声が響く。
それまでのクリエでお母さんだったり彼女だったりしていた客席ですが、MADEはお嬢様扱いです。好き。
足音と共にスクリーンにシルエット。4人のシルエット見るだけで泣きそう。
白シャツに黒ネクタイ、白パンツに黒ベルト、そして黒メガネ。
……メガネ……!!!!!!
雑誌では見たことありますよ、ええ。
生で見ても超格好いい…!!!個人的に福士くんがやはりイケメンさんだなあと思うのと、大河くんがとてもあざとい、可愛いってなりました。


1.Bonnie Butterfly/KinKi Kids
 ――悪い遊びを教えてあげるよ
 ――愛をもっと 感情でずっと 君をもっと感じたい
 ここだけ聞くとMADE喫茶っていうかホス●クラブMADEな感じもするけれど、誘う曲、というイメージなのかな。
 冨岡くんが光一さん好きななので、この選曲は彼だと思っているんだけどどうだろう。

大好きな曲を大好きな子たちが歌うってなんてすごいことなんだろう!と真剣に思った曲。
この曲の振り付けが好きで、KinKiの後ろで踊る、いまはフリーのあの人が好きで、だからちょっと踊ってほしかったけど予想を裏切ってBGM的な役割でこの曲から、"MADE喫茶"に誘ってくれる4人。
白シャツの袖をまくったりメガネを外したり準備をしていく中で、徐々に整ってジャケットを羽織っていって。
福士くんがグラスを持って椅子に座って歌ってるのとか物凄くかっこよかったし、大河くんが上手の前の方に来て何かを拾い上げるようなしぐさをしていたのも印象的。
冨岡くんと大河くんはジャケット放って渡したりとか。稲葉くんはジャケット着れなかったりとか…(確か10日はもたついてたw)
インカムマイクを時々直したりしているのもたまらない。
この曲だったか忘れてしまったんだけど、個人的に習字手伝いののぶいなと、籠屋さんのとみたいが好きなシンメ厨なので、この組み合わせパートを歌っていたのがたまらなかった。
特に福士くんと稲葉くんがセット奥で立って歌ってるのがかっこよくて…!!!!
冨岡くん&大河くんは座って歌うんだけど、冨岡くんの足がぴしって揃っててなんか可愛かった(笑)
↑もしかしたらDearWOMANかも。
とにかく悪い遊びを教えてもらいたすぎる4人組が、開店準備をしてジャケットを着て、MADEinクリエスタート!


2.MADE IN JAPAN/V6
 ――未来(とき)はくるのさ
 ――あふれだす この希望かかげて
 未来を切り開く、スタートするイメージ。

「いらっしゃいませ」ってお辞儀してたのここかな。
その後すぐにMADEinクリエーーー!!!って大河くんが叫ぶ。
オープニングで思ったことそのまま大河くんが言った!!!(笑)
タイトルにMADEって入ってるし歌うかなと思ったけど最初からこれとは思わなかった。
すぐに「MADE IN JAPAN~」の部分から歌いだして、途中のラップ部分もあり。
クロバットなイメージの曲だからか、フォーメーション替えが結構多い。
縦に並んだり斜めになったりしながら歌う。
ここもまだインカムマイクで歌ってた。
縦に一列になった時に大河くんが先頭で、奥から「MADE」って指で表すいつものポーズやってて。
それだけでテンションあがりました。
トラジャのTJマークとか、皆いろいろ工夫して自分たちアピールしているの凄く可愛いなあと思います。


3.Dear WOMAN/SMAP
 ――君がここにいること とびきりの運命に 心からありがとう
 いらっしゃいませ、の意味もあるからWELCOMEの部分を使いたくて選んだのだろうけれど、ここの歌詞も重要なのかな。
 MADE4人とファンの皆で一緒に作るコンサート、というイメージ。

ここから岸孝良くん、原くん、寺西くん、横原くんJr.くんたちも出てきて(衣装は白シャツに黒ベストに黒パンツでギャルソン風。背の高い孝良くん超似合う)皆で歌う。
「綺麗だね」の所で、大河くんが自分のほっぺたを指してにっこー!って笑って可愛かったっていうのを今更思い出しました。
その後みんなでお立ち台へ。
福士くんがお立ち台で「いらっしゃいませお嬢様!MADE喫茶にご来場いただき~(中略)最高のおもてなしをしますので最後まで楽しんでいってください」と挨拶。
その後のサビで「WELCOMEようこそクリエへ~」と歌詞を変えて歌うのが良かった。
10日はそこでも歓声上がってた。お出迎え感満載!!!


4.迷宮ラブソング/嵐
 ――僕がきっとその手を強く引くよ
 ――未来に続くパズル
 ここも誘う曲として手を前に出して引き寄せる振付があるけれど、迷宮に迷い込んだといても出口があって未来に続くという歌詞が良いな。

前の曲の終わりを引きずる余韻からの前奏の入り方がわたしは割と好きだった。(うまく言えないけど曲のつなぎの部分)
MADE4人が振付の中で跪いて、手を前に差し出して「その手を強く引くよ」でぎゅっとする振付も格好いい。
途中、稲葉くん&孝良くん、冨岡くん&嘉孝くん、福士くん&横原くん、大河くん&寺西くんのペアで歌うところがあったのでここはハンドマイクだった気がする。
最後捌け際に4人が一人ずつ挨拶。
稲葉⇒福士⇒冨岡⇒大河の順番で、最後に大河くんから「それではお嬢様、最高のひと時をお楽しみください」と告げられカセットのスイッチを押すと、次の曲がスタート。


5.Friendship/嵐(相葉雅紀)…福士ソロ
 ――心の中でいつも叫ぶ「ありがとう」
 ――運命的な五叉路 一つにつながり 続いていく

あれこの曲知ってるけど、え?のぶき??のぶきがやるの??って思った曲。
福士くんよりも稲葉くんってイメージの曲だったので、とても意外だった。
10日は緊張してたのか表情が硬いように見えた福士くんだけど、11日昼は楽しそうにJr.4人と絡んでて。
上手のセット上に孝良くん、寺西くん、横原くんがいて、なんかわちゃわちゃしてる。
そこに後ろから嘉孝くんが混ざってわちゃわちゃ。
下手のセット上に福士くんが登場。衣装は白のパンツと白シャツは同じで、上に赤とゴールドの飾りのついたベスト。
インカムマイク使用。
手拍子皆でしたり青のペンライトに変えられる人は変えたりして、素敵な空間。
福士くんと四人で汽車ごっこしたり、「スクラムくんで~」で皆で円陣組むみたいに手を合わせて上におー!って上げたり、肩を組んだり、5人で楽しそう。
サビの福士くんのソロ以外はほとんど他の四人も歌ったりしてたかな。


★ラジオ~ゲスト稲葉光
このラジオの演出はちょっと面白かった。ボイスチェンジャー使ってたDJは誰がやってたんだろう?
何となく稲葉くんなのかなと思ってたけど、どうなのかな?大河くんな気もするけど。
ラジオのゲストの『100人のっても~
?』にもちゃんと『大丈夫ーー!』を返すファンが本当可愛い(笑)
わたしも普通にかえしてたけど、あれラジオなんだよね(笑)
ここで、今回の衣装が稲葉くんプロデュースなことが告げられる。そして曲振り「MADEで、Love Situation」


6.Love Situation/嵐
 ――いつか誰だって 願い叶うって
 ――始まっていく その夢に 少しずつ チカヅキタイ

去年も嬉しかったラブシチュ。
ここからの流れ、インカムマイクだったのかハンドだったのか忘れてる…。
始まるときに「盛り上がるぞー!」みたいな声あげてたのは大河くんかな?
大河くんの「チカヅキタイ」で一度WQへ移行。そのあとキプフェやったあとに「ミラクルおこっせー!」の大河くんのシャウトから戻って、そこからJr.4人も出てきて歌い始める。ハートはMADEとJr.くんたちとペアになってやってた。


7.WORLD QUEST/NEWS
 ――積み重ねたひとつひとつを信じてステージの上へ
 ――同じ光放つチームメイト
ここの歌詞が含まれる部分だけを切り取ってた。凄くMADEらしい歌詞な気がする。


8.Keep the faith/KAT-TUN
 ――一人じゃ明日見失うから
 ――夢見て倒れて立ち上がれ
力強い言葉たちが溢れる曲。四人で夢見ていたステージ。

福士くんがラップを歌っている…!
去年あんなに滑舌がとからかわれて、ラブシチュもフルスイングも危なげだった福士くんが!
当社比200%くらいうまくなってる…!と震えました。
上から目線であれですけど本当に福士くん去年から比べて上手くなってた。
ボイトレもしてみんなで相当練習したんだろうなあ。

ここの3曲は以前にMADEでやったことのある曲、という意味でメドレーにしたんだと思うんだけど。
特にラブシチュは今年もやってくれて本当に嬉しかったな。
しかも稲葉くんの手作り(あれ採寸して多分稲葉くんが型紙起こして作ってるよね?)の衣装で歌う特別感。
凄く幸せな気持ちでこのメドレー見てました。



長くて終わらないので分割して更新します…(笑)

MADE喫茶へようこそお嬢様!

期間限定オープンのMADE喫茶、凄く良かったので是非ともみんな行って!と言って回りたいけどもう終わってしまっているし、映像で残るはずもなく、写真もどこまでも残るわけでもなく…。
それでも本当に良かったんだよー!!!!めっちゃおもてなしされるし、愛されてるし最後におまじないもかけてくれるんだよ?最高じゃない!?という気持ちで今日もいっぱいです。

 

まだ自分の中で言葉がうまくまとまってないので、メモが終わってからにしようかなと思ったのですが、とりあえず何か書きたい欲に駆られるのは性(サガ)なので、仕方ない。
とりあえずちょびっとだけ。

(まとまってないしまだおわってないけどメモは@asami_memoryにて書き散らしてます。)

 

MADE喫茶が開店していく様子を見ながら始まり、執事じゃなくてホストじゃない?と思うわなくもないけれどイケメンな4人と、執事見習いな4人にウェルカム!ようこそ!と出迎えられて。
ありがとう、とそばにいてくれてありがとうと何度も言われ、コスプレで笑わせてくれたり、君が最高だとか君を奪いたいだとか告白されて、愛を俺にも叫んでよ、と言われ、信じれば叶うねと微笑まれて最後には君が好きだと全力で叫ばれて。
そして帰るときにはおまじないもかけてくれるんです。
なんてわたしたち愛されてるんだろう、なんて勝手に妄想して浸りました。

 

選曲がねどの先輩方からもほとんど曲をお借りしていて、たとえ知らなくても楽しめる耳なじみのいいものばかりで。
更にいえば、本当ほとんどの曲が感謝と好きと愛に満ちている。
ジャニーズの曲って確かにそういう曲が多いのだけど、それでもなんだかとてもハッピーな曲ばかりで。
楽しくて楽しくて仕方なかったコンサートだった。
多分去年のクリエは良い意味で発表会だった、と思う。
3グループ合同で何を見せられるか?を考えて考えてたどり着いたその形は、それはそれでとても楽しいものだった。
でも、今年はMADE単独。
またあのMADEコーナーとかやるんだろうかとちょっと思っていたけれど、それは一切なくて。
格好つけて、可愛く見せて、楽しく盛り上がって、ちょっとどころじゃなくセクシーなものもやったりして、MCちょっとだけはさんで素を見せて、でもまた格好いいところ魅せちゃったりして。
何だか色々考える隙間がないやつだった。
どんどん畳み掛けてくるから息つく暇がなくて、気づいたら終わってた、みたいな。
とにかく楽しくて楽しくて、結局予定外の翌日昼公演に入るという……よく決断したねわたし…。
今までどんなに楽しくても仕方ないものもあるから、と諦めていたけれど、「ダメだ明日も入る!」と突然に予定変更をする自分の行動力に、自分でも驚いた。
そのくらい楽しすぎてはしゃぎました。

 

MADEって知っていたつもりだったけど知らなかったなーーーという部分も多くて、結局まるっと可愛い!箱推しになる!という一番面倒なパターンに落ち着きそうな予感です。
(でもやっぱり大河くん贔屓だし、それにちょびっとだけのぶき、になりそうだけど)

 

MADE喫茶のコンセプトは全体を通してではないし、そもそも必要なのか?とか。
構成や演出、MCにだっておいおいそこはさあ!とか色々あるにはあると思うよ。
思うけれど、そこはまだのびしろというか。
来年まで待ちきれないくらい、次が見たいと思わせてくれる未来のあるコンサートだったなって。
思うわけです。
MADEによるMADEのファンのための公演だった。
次は君らがやりたいものを、ファンの予想を裏切るようなものも見せてくれていいからね!と勝手に期待しています。

 

来年は全ステしたいけど、もっと彼らを知らない子たちにも入ってほしい!もっとMADEを広めたい!でも自分も入りたい!!(笑)

で、結論クリエよりキャパ広い所でやろ!
で、ファンも頑張って黄色い声出そう!(笑)
頑張れば一番後ろからだってコールは出来るよ!

 

また来年の開店を楽しみに待ちたいと思います。
(いやもう喫茶店じゃなくてホストクラブでもいいんだけど)

 

あーーーーそれにしても、もう一回大河くんのRemedyからのスパソニが見たい!





あ、一ヶ月前のブログでモヤモヤしていたあの子のことは少し吹っ切ったというか。落ち着きました。

大事な思い出としてとってはおきます。でももう振り返らないと決めました。いまの楽しい未来を見せてくれる人たちをあの子と同じように応援していきます。

時間をとめたかった。

自分がどうしたいのかわからなかった。
あの子がいなくなってからずっと。

いろんな人と話していくと、彼を忘れたくなくて映像を見る人と、見たくない人と二通りいて。
わたしは前者で、彼のでた作品をいなくなってからも何度も見た。
プレゾンも歌舞伎も嵐もNEWSも、前に出た少クラのGetup!も見た。
見ては泣いたり、笑ったり、ときめいたり、改めて気づいたこともあったりした。
でも最後にはもうそれが更新されることはないのだと気付いて、苦しくなった。
だったら見なければ良い、そう思うけれど止められなかった。
それを見ている時間だけは、あの子の時間を停められたから。まだここにいる、と思えたから。
まだ好きでいても良いと、待っていても良いのだと思えるような気がした。

あれから半年経って、初めの内は騒がしかった周りも落ち着いて。
気付いたら自分の誕生日もあの子の誕生日も終わっていた。
まだ肌寒い3月が終わり春が始まった。と同時にまたじわじわと周りは動きを見せた。
今のこの世の中知りたくない情報ほどひょんなところからやってくる。
あぁやはりそうなのか、と思う一方で、とても複雑な気持ちになった。
その人の人生だもの好きにしたらいい、おめでとう、と上っ面では言える。
でも心の奥底では自分の気持ちを、応援してきた気持ちを踏みにじられたような気がした。
本当に勝手だ。
向こうにとってはただのファンの一人でしかない。
良い年なので、別に本気でどうにかなりたいと思っていたわけじゃない。
でも、なんだか勝手に失恋した気分になった。

アイドルとファンの関係はとても密接で、その半面とても分厚くてどうやっても壊せない壁がある。
わたしたちは向こう側のことなんてまるで分っていないけれど、見えている一部を見て勝手に推測して勝手に想って勝手に恋をして勝手に失恋をする。
でもそんな勝手な夢を見させてくれるのがアイドルなのかもしれない。
そんな風にも思う。

好きな気持ちは嘘じゃない。幻でもない。
だからそれを否定するようなことは考えたくない。
けれど現実は思った以上に突き刺さった。どうにもならない壁は確かに存在する。
アイドルの面をしっかり見せてくれていたらプライベートなんて知ったことか、と思っていたけれど、そうと割りきれないところまで、好きになってしまっていた。
だから、とても裏切られた気分になった。
あの子の言葉や笑顔やパフォーマンスはいつだって自分たちに向けられていたけれど、その裏では第2の人生の為に着々といなくなる準備をしていたのだ。
そう思ったらとてもとても切なくなった。
あの時も、それを思いながらわたしたちの目の前に立っていたんだろうか、そんな風に考えてしまう。
そんなの推測でしかないのに。

でも何も知らないあの時の自分はその時間が幸せだった。
楽しかった。
きっとずっと恋をし続けると思っていた。
その時の気持ちは嘘じゃないし、楽しそうな笑顔を向けてくれた舞台やコンサートはとても思い出に残った。
彼の言葉にはきっと嘘はなかった。
だから、その思いを崩したくなくて、まださよならを言い出せずに彼の時を停めてしまう。

そんなことを色々考えながらこの数日を過ごした。
別に今すぐ答えを出さなきゃいけない訳でもない。次の自担決めなきゃ死んじゃうわけでもない。
そうわかっていてもこの中途半端な感情を持て余していた。
どうしてこんなに好きになったのか、今でもわからない。
どうしたらいいのかもわからない。

でも、いろんな人と話をしたり、思いを聞いたりしながら、結局は自分が決めなくてはならない事なんだ、とは思う。
いつかは自分なりになにか納得できる理由をつけて、わたしの心の中にずっとあった彼の帰ってこない部屋を明け渡すんだろう。
空き家になるのか、誰か新しい人が住むのか分からないけれど。

フォロワーさんが言っていた。辞めたんじゃなくて卒業したんだって。
その言葉は良いなと思った。
あの子は卒業したんだ。次の、彼のための未来にいくために。

卒業生を思い出すのは悪いことじゃない。色んな思い出を残してくれた彼の事をそうやってたまに振り返る。
懐かしい映像を観て、懐かしい写真を見て。こんなことあったね、って。
そうやってわたしもあの子から卒業をするのかもしれない。


まだ納得のいく答えや、感情のいく先が見えたわけじゃない。
でも何だかこの数日でまたいろいろ考えたことがあって、だからとりあず残しておく。
好きになるって楽しいけれど一度こうなってしまうと、怖くなる。
また同じようなことがあったときに自分が乗り越えられるんだろうか、と不安になる。
それでも、きっとまた他の誰かを好きになるのかもしれない。


やっぱり、アイドルを応援する――好きになるって、難しい。



◆追記
どうかもう卒業した彼のこと、広めないで欲しいなと思う。これは彼のファンの我が儘かもしれないけど。どうかそっと心の中に。

誕生日おめでとう。

池田優くんお誕生日おめでとうございます。


いまでも好きだよ!大好きだよ!


と、叫びたいくらい好きです。

去年の今は歌舞伎へのワクワクとクリエ落選の哀しみに溢れていて、でも結局クリエにも入れることになって、泣いたり笑ったりとても幸せな2ヶ月弱だった。
去年の池田くんの誕生日も、引っ越したばかりの今の家で一人祝ったけれど、すの担やMADE担の友達までおめでとうを言ってくれて嬉しかった。
4月と5月の2回歌舞伎を見に行って、ほぼ同じ席から彼のことを見つめて、勝手に幸せになって楽しい思い出ばかりで。
たった一回の、そして今となっては生で見た最後の池田くんになってしまった、クリエでのコンサートに行って。
近すぎて泣きそうになりながら、そして実際泣きながら(笑)楽しいあっという間の時間を彼と過ごした。

本当に彼のことを一番に応援できた時間はとても少なくて。
そんな自分が彼のことを色々語るのはあれなのかもしれないけれど。
でも、彼のことを忘れることはできないし今でもやっぱり好きでついつい呼び掛けてしまう。
池田くん元気?って。

あの10月から、いつだって悲しくなったり切なくなったり思い出して幸せになったり。
色んな感情が沸き起こるけれど。
でも、出逢えて良かった。
好きになれて幸せです。


今もあの優しい笑顔でいてくれることを信じて。
池田くん、26才のお誕生日、おめでとう。
どうか素敵な一年を。
そしてどうか、優しい人に囲まれて幸せな人生を。

3月11日からが始まり。

今日は3月11日、5年前と同じ金曜日だ。

わたしは皆があって当たり前、と思うものに仕事で携わっている。
あの日から数カ月は「当たり前」を提供することができず肉体的にも精神的にも追い込まれていた。
だからわたしは3月11日という当日よりも、3月12日からの数カ月の方がとても印象に残っている。

当然、現地にいた人たちの方がよっぽど苦しい。
当時東北の事務所にいた同僚の弱った声と悲痛なメールは、とてもとても苦しかった。
映像で見る津波の怖さや社内で回ってくる店の状況報告、どれもこれも見るのが怖かった。
仕事をしている間はそういったものから感情を切り離さないと前に進むことができなかった。

少しでも当たり前を復活させたいと思ったけれど、どうにもならないこともある。
車を走らせるだけの燃料がない、商品を作る原料もない。
現地ではない東京や西日本にも影響は出た。
それを「うちは災害地じゃないんだからどうにかしろ」と怒鳴る営業もいた。
部長クラスの人間でさえそう言った。
深夜12時過ぎに鳴り響いた電話を取り対応しどうにもならないことを伝えても取り合ってもらえず、別の人間に変われと言われ、他にはもう誰も残っていないと言えば、「俺たちが働いているのにお前らは帰って遊んでいるのか」という営業もいた。
誰もが違うフィールドで戦い一つの目的のために働いているはずなのに、そんな言葉にわたしたちは苦しめられた。
今ではあの時はそういった怒りを誰かにぶつけなければいられなかったのだと理解はできるが、わたしはその電話を切った時に泣いた。
辛かった。


起こった日の事は忘れない。
4時間近くかけて家まで歩いて帰ったことも忘れない。
けれどその次の日の朝、やりきれない感情とともに仕事へ行きそこから24時間勤務のような怒涛の日々が始まったことの方がわたしは忘れないと思う。

遠い異国での出来事である9月11日や、今回の3月11日の震災は、その日だけが取りざたされる。
この日だけ何かを祈り考えれば良いと、そう思って終わってしまう。
でも実際の現地の人からしたら3月12日からが辛く苦しい日々の始まりなのだ。
そしてそれに関わる多くの人たちにとっても。

「その日」として、忘れてはならない。
けれど、その先の日々の事も思い出し、「当たり前」が早くたくさんの人の元に届くように考え行動をできたら、と思う。

去年の自分に

あっという間に一年が過ぎた。
去年の今頃は辞令が出て住む家も決まり引き継ぎをしながら机を片付けて、家の引っ越し準備をしていた。
あれから一年経ってしまったなんて本当時が過ぎるのってなんでこんなにあっという間なんだろうと思う。

二月末の最後の日曜日、幸大担の友達と一日遊んだ日に、町田さんの最後の日記がアップされた。
『もう事務所は辞めてフリーになるんだな』とその時は思っていたので、早くお知らせが来ないかなぁとワクワクしていた。
彼の誕生日以降、Twitter上に現れたアカウントのアイコンに喜んだしこれからの活動に心踊らせていた。
それなのに彼の言葉はそれを覆すものだった。

もう舞台には立たない。

あんなに大好きな世界を諦めてしまうのか。それ以外にやりたいことが本当にあるのかと、彼の選択なのに批判したくなる位、ショックだった。
勿論、ただのファンの自分なんかにはわからない彼なりの何か信念があって、その選択をしたのだとわかっていたけれど、それでも信じたくなかった。
わたしは池田担になっていたけれど、それでも大事な存在だったから。


でも。
彼はまた舞台に戻ってきた。
新しい劇場や懐かしい劇場に立ち、初めましての人やお馴染みの人と組み、アクセサリー販売を実現させ、インスタをやり、動画もアップされ、役柄とは関係ないけど踊り、うちわになり、ポスターも出て写真まで出た。
更にはオフィシャルのファンクラブが出来る。
もうすぐやってくる彼の誕生日に。
……予想してなかった、そんな風になるなんて。


去年の今頃のどうにもならない感情をもて余していた自分に、とんでもない未来来るよ、って言ってあげたい。
驚くよ、って。

貴方の名前を。

滝沢歌舞伎10周年記念の「よ~いやさ~盤」がうちにも届いた。
とりあえず、でかい。

綺麗な白の化粧箱に帯、そして中を開けると美しいビロード生地というか質の良い絨毯のような赤い布に包まれたアルバムが鎮座している。
豪華だ。
卒業アルバムみたいだ、と思った。
開くと中央にブルーレイ、右側にサントラとヒストリー、左側に本編とドキュメントが収まっている。
見開きの正方形のブックレットには、出演者の名前が入っていた。

「"MAD"池田優」

その文字はちゃんと残っていた。


当然と言えば当然なのかもしれないし、騒ぐことでもないのかもしれない。
現に退所後に出たPZには町田慎吾の名前も映像もコメントも残った。
でもそうは言っても彼はもうあの事務所には存在しない人だから、どういう処理をされても仕方ないと思っていた。
けれど、ちゃんとグループ名と名前は残っていた。
何か円満でないことがあればばっさり行くだろうから、きっとそういう退所ではなかったのだとほっとしたのもあるし、ただ純粋に嬉しかった。
池田くんがいたことは、ちゃんとこのDVDが証明してくれた。


中身についてのネタバレはまだじっくり見ていないし、フラゲしているのであまり言わない方がいいとは思うのだけれど。
仕事に行くまでの数時間で、泣いて笑って、そしてまた泣いた。
大好きな滝沢歌舞伎のオープニング、もうこの姿を見ることはないのかと思うと悔しくて切なくて。
ドキュメントで皆と笑う彼の笑顔が幸せで。
シンガポール公演の最後に「"MAD" 」と、「YOU IKEDA」と呼ばれた時の笑顔がとても素敵で。
勿論彼の喋っているコメントがあるわけでも、ピンで抜かれている事もない。


他の子のファンの人たちのように、この映像の後に新しい未来の映像が続くわけじゃない。
もうこれでおしまいの、最後の映像。
NEWSのWHITEコンが出ればそれも見れるかもしれないけれど、シンガポールが最後のお仕事だった彼にとってはこのDVDが最後なのだ。
もう、新しいDVDが発売されても楽しみだとわくわくすることもない。
それはとても残念なことで寂しいことで。
とても複雑で何とも言えない気持ちになる。
それでもこのDVDを出して貰えて、そして買うことができて本当に良かった。
泣きながらでも見て良かった。
彼の名前を見ることができて良かった。
滝沢さんの沢山の思いがつまった素敵なDVDだけれど、池田くんにとっては、とても豪華な卒業アルバムになった。


まだまだ泣くしかなしい気持ちにもなる。
同時に幸せなとことも思い出す。
やっぱりわたしは池田くんが好きだ。

多分、これからも、ずっと。