*きままなひとりごと*

ゆるりとすきなことを呟いています。

お前本当それ好きな、と言われたい。①(舞台「イケメンヴァンパイア」の感想のようなメモのようなもの)

もの凄く今更感ありますが…

「イケメンヴァンパイア 偉人たちと恋の誘惑 THE STAGE ~Episode.0~」
無事に終演しましたね!
おめでとうございます。
そしてキャストをはじめスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

そしてそしてオタクの皆さんもおつかれさまでした(笑)
いや結構頑張ったと思うのよ…月曜日の平日もしっかり埋まっていたし、とんでもない強行軍でみんな見に来てたのも知っているので
えび担やNEWS担、宇宙担の人たちもたくさん見に来てくれていて、勝手に嬉しかったです。(親か)
期間中は、毎日誰かしらに劇場で会うことが出来て、とても楽しかったなー!!
美味しいおやつも可愛いイラストや手作りものも、いろいろ頂きました~嬉しい。会社で食べています。
あ、初日に逢った人たちがみんなめちゃくちゃ緊張してそわそわしてて、やばい、気持ち悪い…ってなっててそれもまた面白かったです(笑)

わたしは結局土曜日の昼以外はすべて見に行くことができました!
最初当落が出た直後、あまりに外れまくっていたのでどうしようかと思っていたのですが(笑)
最終的にご親切にお声をかけて下る方がいらっしゃって、7公演走り抜けました。
やはり30代も後半になってくるとマチソワがとんでもなくしんどいのですが(笑)
(そしてとても強引に月火休みをぶち込んだ……ので翌日からも死んだ……)
でも無理やりにでも見に行って良かったなーと思いました。
MADEを好きになってから、いつか彼らが主演舞台をやるときには、初楽を見に行きたい、というのが夢だったので。
それを叶えることが出来て良かったです。


最初この話が出た時は、正直マジか……ってちょっとだけ不安でした。
いやだって2.5ですよ。そこは乗り込んじゃあかんでしょう、と
(ジャニだとランブロ問題やDVD問題、ニコ動やらイベントなんやらで告知含めてグッズなども制限が多くなると予想されるから)
そんな土俵に行くのはちょっと大丈夫ですかね?って思っていました。
結果心配していた通りランブロは出ないし(ブロマイドすら出ないのはどうかと思うが)DVDも予定なし。
ジャニが出ることでマイナスしかないじゃん~~~誰だよMADEって~~~~とか思われたらどうしよう、と。
実際問題色々なご意見があるのはまあまあ聞いてはいたんですけども。あえて検索はしていません。
でも、舞台の上に立っている彼らを見たら最高じゃん!!!!!とわたしは思いました。楽しかった!毎日おわってほしくないー!と思ってました。
元々そういった世界が好きだし、あまり抵抗感がなかったんですよね、周りにそういう界隈の人もいるので。
きっと2.5次元の界隈の方からの意見もあるだろうし、原作ゲームのファンの方からの意見もたくさんあると思う。
ジャニーズは好きだけどこういうのは…って人もいると思うし、いろんな意見があったことだと思います。
それに2.5次の衣装にメイクはあんまり受け入れられないって人も一定層いると思うし。
でも板の上に立ったMADEはじめキャストの面々はとても素敵だったし、カッコよくて可愛くて悲しくて面白くて愛しくて、なんだかんだであの座組が好きになっていました。
メイクも7公演見ている間に慣れたし、何より申樹の顔が良い。(毎日言ってた(笑))
まあこれが盲目だと言われてしまったら仕方ないとは思うんですが、でも見もしないで批判はして欲しくないし、彼らはとても誠実に役に向き合っていたと思うし、とてもよかったよ、というのは伝えたい。
ストレートプレイやジャニ舞台が好きな人は『こうじゃない』と思ってしまうかもしれないけど、うまくゲームの世界を表現していたのではないかなとわたしは思っています。

ということで頭の中が「Lucida」で支配されている今、感想などを少しずつ書いておこうかなと思います。
メモにもだいぶ残したんですけど、自分の覚書として残しておきます。

今回はキャスト感想と、グッズ関係について、です。
全体感想が終わりきらなかった…(笑)
 
 
 
◇キャスト感想

サンジェルマン伯爵@瑛さん
一番年下とは思えない落ち着きっぷりとスマートな身のこなしが最高。
オープニングとエンディングに入ってくる「さあ、晩餐会の始まりだよ!」が好きだったし、カテコの時にアイちゃんやジャンヌの髪についた薔薇をとってあげてたのが可愛かった…。
あと銃撃つのもカッコよかったし、つえええええ!ってなりました。その時にコートがバサッと翻るのも良き。
原作よりも、より優しいパパって感じがして、「家族みたいなものだから」という台詞が良かったし、それに照れ臭そうに笑う屋敷の住人たちが可愛かったです。

◆セバスチャン@長谷川慎也さん
アーサーに迫られる男、羨ましい!(笑)原作のセバスが好きだったのですが、長谷川さんバージョンのセバスもかなり良い!面白かった!
アーサーとの掛け合いが良いテンポで面白かったし、二日目あたりから鼻歌謡いながら出てきて可愛かったし、いちいち面白い人だった(笑)
テンポ良い演技がうまくてでもアクションも出来て、すごいなあと思ってました。
あ、「推し被ってない!」が台詞として好きでした(笑)

アイザック@荒一陽さん
アイちゃん可愛かった……とにかく小動物感がめちゃくちゃハマってて可愛かった…
「りんごりんごいうな!万有引力を馬鹿にするな!」が子供っぽくて可愛い…。
アーサーに揶揄われてばっかりだったのもあるけど、この舞台上のアイちゃんはとても幼い感じですよね。
アーサーとのやり取りは学生っぽい?子供っぽさがあるような…。
ナポレオンと太宰と一緒にモーツァルトの所に行く時にもりんごナイフ持ってて可愛かったし、晩餐会の所りんご持ってた…。

◆テオドロス@横尾瑠尉さん
どうしても声が阿部ちゃん(@SnowMan)に似ていて気になってしまった人(笑)声良いですよね…
アーサーに言われて「兄さんは天使だ!」と右手をパタパタさせていたのが可愛かった~!
みんながナポレオンに興味がある中ずっと兄さん!だったの面白かったし、日替わりのとこで「これが本物のジャックだ!」を何度か「これが本物のハシビロコウだ!」とかその時のお題で言っちゃってて面白かったなぁ(笑)
アーサーとの悪友感も好きなのでもっと見たかった!

◆フィンセント@松本ひなたさん
いやもう天使だよね天使…
ふわふわで天然で可愛いのに、でも殺陣のどっかでめっちゃ強くて、ちゃんとそこも設定出てるー!って思いました。
テオの「これが本物のジャックだ!」のポーズを真似してるのがすごく可愛かった!あと、14日夜の憧れの某くんが来てた時の、「歯の浮くような甘い告白」の「子猫ちゃん♡」が可愛かったー!
アイザックに褒められて戸惑う姿も可愛かった。(とにかく終始ぽやぽやしてて可愛い…)
台詞で好きなのは「今度一緒にパンケーキ食べようね」かなあ。これもまあ可愛いからですけど(笑)
でもただ可愛いだけじゃなくて弟を守る感じとか、臆せずナポレオンに話すところは、芯の強さを感じて、お上手だなぁと思いました。

◆ジャンヌ@東将司さん
片手を上にあげてフェンシングみたいな動きで戦っているのがすごく格好良かったし、無駄にしゃべらない、相好を崩さない感じがジャンヌでとても良かった!
それでいて天然な感じがとても可愛い人ですよね。
ジャ「空気に文字が…」
ア「書いてないからね!」
というアーサーとの掛け合いや、セバスに「便利なやつだな」っていうセリフも面白かった~。
意外と天然なんだけど周りも色々個性的だから、クールキャラに見えているという展開が面白い。
アーサーに「中性的なヌーちゃんの顔でも…」と言われて怒ってるのも好きでした。そのあとマジごめんって謝られて許しちゃうの可愛い…。
剣さばきが本当美しくて、素敵だったなぁ…

シェイクスピア@釣本南さん
「さあ、物語の始まりですよ!」の言い方が怖くて好きだった。基本怖くて悲しい人で、屋敷にいないから出番は少ないかもしれないけど、印象深い人でした。 
Bパターンの客席降りで2階に来てくれたんですけど、すごく綺麗な人だなーと思った。手すりに手をかけて客席を見ている感じ、とてもウィルぽくて素敵でした。
太宰との絡みが良かったかな。内面の弱さというか戸惑いが出ていたし、あと最後のシーンで自分の小説?を破くところとか…。
許せないやつではあるんだけど、ちょっと可哀そう、みたいな雰囲気がとてもうまいなあと思いました。
台詞としては一番最初に書いた↑も好きなんですけど、「突然現れた黒髪の君に心奪われている場合ではありませんよ」という詩的な言い回しが好きでした。

◆太宰@竹石悟朗さん
いやもう悟朗さん好き…(笑)
私の周りがもれなく悟朗さんに落ちていてとても面白かったです(笑)
本当あのステージ上ではずっと太宰だったなって。
演技がとても細かくて、他の皆さんもそうだったけど、ただ立っている時でも少しゆるっとしている感じが太宰だったし、戦いの時もジャンヌやレオナルドのマントや袖に隠れようとしたり…
アーサーになかなかハピバ言ってくれないシーンのアドリブも面白かったなぁ。申樹が一生懸命対応してて(笑)
台詞で好きなのは「ナポレオンくんは……生きるよ」ってウィルに言う所かなぁ。そこの声のトーンが素敵でした。
あと「表裏一体!」でくるんっと回るところとか。
最後にナポレオンがジャックを刺すシーン、皆階段の下から見上げてるんですけど、太宰は最後に刃がぐっと押し込まれるところで、すっと視線を逸らすんですよね…。
何か最期はもう見たくない、というようなたたずまいで、他のみんながきちんと見届けている中で、一人すっと逸らすところが好きでした。

◆レオナルド@稲葉光
美!!!!!!煙草!!!!!!!
っていう感想しか最初出てこなかった(笑)
いやーやっぱり稲葉さんって美形なんだなと納得。
あと煙草に火をつける仕草がすごく好きだったので、登場シーンはついつい防振構えてました(笑)
今回は男らしいお兄ちゃんなキャラクターだったけど、次があるなら伯爵みたいな感じとか、ウィルみたいな美しく妖しい人とか演じてみて欲しい…
レオナルドはゲームの声がつんちょさんなんで、やや年上っぽさがあったんですけど、稲葉さんのレオナルドは兄貴分ぽくて良かったなぁと。
「バトル再開だ!」の言い方が好きでした。凛々しい!!でもファイティングポーズがちょっとにゃんこみたいで可愛い(笑)
初日は客席もそうだけど彼はガチガチだったみたいで(笑)3回は噛んでいた…のだけど、日に日にスムーズになり、感情が乗るようになっていって。
その過程が見れたのがとても嬉しかったし、立ち姿が本当格好良くて素敵だったのでこれからどんどん舞台にも立ってほしいなーと思ったりしました。

モーツァルト@冨岡健翔
ゲネのあとのレポを見てアクロバット?とは???という気持ちでいっぱいでしたが、見てなるほど、と(笑)
あんなにくるくるするとは!!!!(笑)
でもあのギャップが舞台ならではなあと思ったし、健翔さんならではなのかな、と。
今ちょうどモーツァルトルートを始めたんですが、言葉の鋭さとか勝気そうな感じは健翔さんの持っている声質と似ている部分もあるのかなあと思いました。
普段の健翔さんは穏やかですが、ちょこっと東門さん(2014歌舞伎)を思い出す感じの冷たさは、モーツァルトらしさもあって好きでした。
彼の好きな台詞は「キミってひとは…」と「レクイエムは書いてあげないよ」ですかね。
前者は冨岡担にジャンヌに言う時と太宰に言う時のトーンが違っていいよ!と言われていたので、聞いたところ、太宰に対してはちょっと子供っぽくて可愛かったです…。
後者のような喧嘩には実は強いモーツァルトが冷酷に言い放つ台詞も好きでした…。

◆アーサー@福士申樹
いやもう本当好きすぎて毎回公演が終わるたびに「申樹の顔がいい!!!」って話をしていたんですけど、わたしは大河担だったよね??と自分でも不安になりました(笑)
とにかくメイクも衣装も似合っててめちゃくちゃ良かったです……
最初の薔薇を散らす演出の時の薄暗い中に佇んでいるときの美しさがほんっと好きすぎて、他のキャストのそれを見られなかった…くらいに好きでした。
昨年のコイベビで滑舌をかなり克服してきて、あの長台詞にチャラさを加えて更に戦いながら……とどんどん進化していく申樹くんの演技に圧倒されました。
セバスとイチャイチャしていたり皆の肩を組んだりほっぺ触ったり、アイちゃんとはいいコンビだし、本当ほぼ満遍なく他の登場人物に絡みに行っていて、すごく可愛かった。
暗闇の中で純血種二人の話を聞いている所や、晩餐会でふてくされて話を聞いている所とか、メインではないところでの細かな演技も多くて、普段は騒がしい感じのアーサーが実は色々考えている、という雰囲気がよく出ていてよかったなと思いました。
台詞として好きなのはいっぱいありますが……あ、革命がモー君の曲じゃないとわかった時の、「それはショパンだ!」も好きです(笑)
でもアーサーらしいというか、言い方含めて好きだったのは「オレのキレ、捜索願出してくれる?」と「セバス、愛してる。でも女の子のほうがもっと愛してる」かなあ…。
戦っているときの「オレ、結構運動神経良いんだよね」も好きでしたねー。あの時の蹴り技がめちゃくちゃ格好良くて、こういうアクション系の舞台もっと見たい…
(と思っていたら、某サムライの舞台が決まった…!ので、あれがあれだとしても(お察し)見に行きます(笑))
 
◆ナポレオン@秋山大河
「ナポレオン…ナポレオン・ボナパルト」がすごく好きでした。
大河くんの低い声が好きなので、初っ端からやられるやつ……。
歌もソロが多く、殺陣も一人対複数があり、彼があの時代にやってきたことによって始まるストーリーということで、主役のような雰囲気ではありましたが、終わってみると確かにメインの人ではあるんだけれど、他の登場人物もみんな見せ場があり、主役として生きていたなあと思います。
不安と戸惑いからの迷い、そして自らを鼓舞し本来の自分を取り戻していくという、その心情の変化や葛藤が、表情や歌に出ていてとても好きでした。
ナポレオンが戦う時の左手を後ろ手に回して立つスタイルがものすごく好きで…。
あれはめちゃくちゃ格好良かったし、皆のことを見ている(敬意を払う)ということで、セバス、レオナルド、モーツァルト、ジャンヌ、アーサーそれぞれの得意技を使って戦ったりというのが、この舞台の中の(秋山大河の演じる)ナポレオンらしくて良かったなと思っています。
あと本当殺陣がね、今までずっと大河くんは滝沢歌舞伎で滝沢くん(主人公)に斬られる側でした。
それはとても彼が全力で「やられる役」をやってきたからだと思っていて。
斬られる側が上手いことでより効果の出る殺陣の際には、彼のような役どころが本当に必要だと思うんですよね。
だから彼の全力さがずっと好きでした。
でも今回は「斬る側」に回って、何度も立ち向かってくる敵を倒し圧倒的な強さを見せつけるという役どころに変わり……ステージの真ん中で全力で戦う姿を見たらとても嬉しくて泣きました。
うん、嬉しかった。美しかった、本当に。
もちろん殺陣だけじゃなくて、大河くんの台詞で好きなのはいっぱいあるんですけど、Aパターン最後のアーサーに言う「お前本当それ好きな」がめっちゃ好きなんですよね…(笑)
あの声のトーン、表情、どれも好きなやつです。アーサーと仲良くなったんだなーという感じが見える気がして。
あの呆れたような感じでわたしにも言って欲しい…(笑)
あ、伯爵の告白の所でアーサーがナポレオンの肩を組みに来るんですけど、その時に苦笑しながら肘鉄している日があって、それも良き変化でした。
それから忘れちゃならない秋山大河のコミュ力お化けの異名は外部舞台でも発揮されたことは、残しておきたいところ(笑)
早々に南くんとのご飯話が分かり、千秋楽後もディズニーにご飯会ととても仲よさそうな様子が伝わってきて本当ほほえましいというか羨ましいというか(笑) 
魔性の男すぎる!と他の担当さんから言われました(笑)


◇グッズ関係
ランブロは若手俳優界隈で多いのも経験済だし、グッズもランダムはまあ昨今としては多いよなーと思っていて。
MADEがない時点で、わたしは買わなくてもいいかなと思っていたのですが。
うっかり最終日直前で買ってみたら(だってグッズは皆最初に買い終わってて、グッズ売り場のお姉さんが暇そうだったんですよね…(言い訳))そのままずるずると自担(ナポレオンとアーサー)出るまでやりたくなってしまいw
いやー前楽でアーサーのブロマイド、千秋楽でかけこんでアーサーの缶バッジを自引き出来て本当良かった…(でも手元に来てくれないナポレオン……)
お姉さんが何度もわたしが二個ずつ買うものだから、「出るといいですね!」「二個で大丈夫ですか!」って聞いてくれたりして面白かったです(笑)
結局ナポレオンのブロマイドは交換で譲っていただいたので、飾ってにやにやしたいと思います。(すっかり術中にハマっているのであった……)
あ、トートバッグはめちゃくちゃ多用しています!!
期間中も使用していたのですがしっかりしていて意外と入る。まあしっかりしている分重めではあるんですけど、防振入れても安心感ありました。
あとそれぞれのキャラクターイメージの紋章風のロゴが可愛くて好きでした。
それから台本!これはめちゃくちゃこれも重宝しています。
メモを書く時にも便利だったし、お手紙を書く時にも使いました(笑)
もれなくヴァンステごっこも出来るので良かったです。(ヴァンスごっことは)
パンフレットは豪華だったなー表紙に薔薇が散っている透明セルがついているのでこれが高いんだろうな…。
しかしまあ中身も良い紙でしたけども。
残念だったのは稽古写真とかオフショットとか対談とか欲しかったな―――と。
衣装合わせ写真とかでも良かったんだけど。
そこはまあダンスクさんが少しカバーしてくださっていて有難かったですが。
あ、原作絵も好きなのでクリアファイルも買いましたよー。
これも飾っておこうかな、とか。
しばらくヴァンステ(イケヴァン)から抜け出せなさそうです…(笑)



次は全体感想が出来たらいいなー!と思っています。