*きままなひとりごと*

ゆるりとすきなことを呟いています。

好きだった人の話

今日はデビュー日ですね。
そして、天赦日と一粒万倍日が重なった日ということで、新しいことを始めたり何かを決心することに背中を押してくれる日だそうです。
そんな素晴らしい日にこんなブログを書くのはあれかなと思いつつ、今日書いて、わたしは離れることを改めて決意したかったので、残しておきます。
 
 
 
2014年の2月1日にわたしは長く同時並行で好きだった宮舘くんを担当にすると決めて、えび担を降りた。
理由は当時のA.B.C-Zというよりも河合くんに疲れてしまったからだった。
デビューしても中々爆発的な人気を得ることが出来ず、彼も焦っていたのかもしれない。
苦労売りや塚田くんや五関さんを弄ることで笑いを取ろうとしていた。そんなのは好きになった河合くんじゃない、と、思ってしまって耐えられなくなった。
今思えばこの辺りから、わたしは商品と消費者の関係性を少し悩んでいたのだと思う。
 
それより少し前、2010年だかそこらでSnow Manの存在を知った。当時はまだMis Snow Manで、8人組の、まだ若い子達だった。
A.B.C-Zとも共演していたし、当時は今のISLAND TVみたいな滝チャンネルというものもあり、少しずつ彼らを知っていく内に、宮舘くんを好きになった。
きっかけはもう覚えていないけれど、何となくこの子だ、と思った。
生真面目ででも笑うと可愛くてダンスが綺麗で手が好みで、首筋が美しかった。
中身はすっとこなのにデキる男感あるのも面白くて、少しずつ彼を知っていくうちに、A.B.C-Zがデビューした。
しばらく同時進行で好きだったけれど、少しずつわたしはSnow Manの方へ傾いて行った。
理由は前述の通りで、楽しく応援したいと思ってそちらを重点に置くようになった。
2013年の初めてのクリエは最高に楽しかった。
確か2013年3月の感謝祭の時に発表されて物凄く喜んだ。
初日だったかな1公演だけ取れて当時はまだペンラもうちわもオッケーで、「舘さま」うちわを持っていった。
まだまだこれからのセトリとパフォーマンスとMCだったけれど、彼らもそしてファンもとても楽しそうだった。
その後も彼をメインで追いかけ、遠征をし、2014年の滝沢歌舞伎博多座と合わせてちょっと異常なくらい通った。(毎週土日には福岡にいたし誕生日も行った)
何となく見れる時に見ておかないといけない、という不安感に駆られていた。
(そこでまたそれ以上の人に出会ってしまうのですがそれはまた別の話)
ただ、この辺りから「宮ちゃんは好きだけど」と前置きをつけたくなる時があった。
それは、その毎年出演している滝沢歌舞伎の中の演出や立ち位置、主役の方の配慮、それから増えていった色んなファンの人達、様々なことが重なってわたしは何のために「消費」しているんだろう、と思ってしまった。

わたしたちは商品に対する対価を払って応援する消費者だ。
彼が見せてくれる魅力的なパフォーマンスや歌声を消費する存在だ。
良いと思うから対価を払い、もっと見たいと思うからグッズや写真を買って(課金して)商品がもっと改良され良くなり露出が増えることを求める。
そうすることで、彼らを見る機会が増えて彼らを知る機会がもっと増えることを願っている。
当然ながら商品やコンテンツを続けるにはお金が必要で、でもより良いものにするにはやっぱりお金と、幅広い客層に広げていく必要がある。
でも一人一人のお金は無限にはない
それに気持ちも移り変わりやすく、より良い商品があればすぐに別の商品へ移ってしまう。
だから、少しでも囲い込みをしたいし、あわよくばファン同士の煽りで認知が広がればいいと思う運営側もいるだろう。
支えなければ、と半ば義務感で消費し続ける消費者もいるだろう。(わたしもそうだったのでそれを否定するつもりはない)
そうなると応援する気持ちはあってもただ苦しくなっていく。
「今回のは見たくないけど、ここで金を出さないと次はないかもしれない」と、強迫観念のようなもので縛り付けられてしまう。
だったら早く止めればいい、と思うのだけど、そのループに入ってしまった人はなかなか抜け出せないもので。
何だかこのループを感じて、突然正気に返ってしまって、本当にこのまま宮舘くんを推し続けていいものかとずっと考えていた。

そうこうしている間にはわたし宮舘くん以外の自担を見つけてしまい、この人だと決めて降りた相手がすぐに退所し、さらにその次の自担の現場に通っている間に、Snow Manの増員が決まった。(その自担も今月で退所なんですけどね……)
ああ、デビューするのかもしれないこれは、と思った。
それは私が望んだ形ではないにしろ、彼らが望んだ世界だ。そこに口を出すつもりはない。
ただ一方で9人になったことによる魅力を、2月の歌舞伎も3月のコンサートも4月の歌舞伎も見たうえで、わたしは感じ取ることが出来なくなっていたし、他のメンバーに沸くことも少なくなっていった。
それはわたしが彼らのターゲット(優良顧客)ではない、ということなのだと思う。
好きな子がいればそれで良いと思えるほど、わたしは若くもなく、気軽に楽しめるタイプではなかった。
兼任を決めたのは本人の意思じゃないかもしれないけれど、だったら何故あんな言葉でファンや元メンバーを傷つけられるんだろう。
努力して勝ち取った仕事を持つ他メンバーがいるからこそ、取りあげて貰えるコーナーなのに、そのメンバーのことを何故あんな風に弄るんだろう。
言われたことも出来ないのに口ばかりで、何故相手の立場に立った言葉を使えないのだろう。まだ若いからと言う歳ではなくもう自己責任をとれる年齢なのに。
一度気になってしまうと、そんな風に嫌なところばかりが目につくようになった
謙虚であれ、というつもりも無いけれど少なくとも消費者に対してはポジティブに金を払わせたいと思わせなければいけないと思う
ファンは湯水のように金を使える訳ではなく、そして心も持続するとは限らない。
わたしは楽しいものに対して課金をしたいし、やっぱりファンを慮ってくれるコンテンツがいい。
お客様扱いしろということではない、ただ金を使うことに躊躇うような、ファンのことを思っていないように思える発言や行動や思想が見えるものは、嫌だった。
わたしにとっては、それはいまの9人組ではなかった。
わたしは宮舘くんが好きだったけれど、彼らと周りについていけなくなってしまった。
それでも2019年夏まではそんな気持ちを誤魔化しながら推していた。
わたしはもう彼らが考える消費者にはカウントされていないんだろうな、と思いながらも、彼らが選んだ道ならばと思っていた。
でも、9月の舞台を見て、もう限界を迎えていたことを知ってしまった。
わたしにはあれはいくら推しが出ていてももう一度見たいと思うものではなかった。
それはもう個人の好みでしかないけれど、わたしはお笑いも下品なネタも突然のお手紙もどうでも良かった。
「少年たち」という舞台を観に行ったはずが、見たものは全く別の何かだった。
 
彼らの2019年を全て、そして今までを否定するつもりもないし、裏に透けて見える人の思惑はすべてをはかり知ることはできない。
宮舘くんにはお祝いしたい気持ちもある。
彼はわたしのなかでは最高の自担だったし、今でも最高の推しだ。
今まで彼らのコンテンツに楽しませてもらったし、その対価もちゃんと支払ってきたつもりだ。
対価分の楽しさは十分に貰ったし、それ以上の思い出も作らせてもらった。本当に出会ってよかったし、応援できて良かった。
ただ、もうこれからの課金はしないというだけだ。
もう時系列がどうだとか、売り方がどうとか、贔屓がどうだとか、ファンの間で懐疑的な話が広まる世界に、疲れてしまった。
楽しいはずのコンテンツにそんな意見が出てしまう状況を生み出している現況が怖かった。
ただ素直におめでとうを言えたら良かった。おめでとうって言いたかった。
こんな風にこの日を迎えるとは、きっと思ってなかっただろうな10年前の自分。

わたしは8人のMis Snow Manと6人のSnow Manが好きだった。
ただそれだけ。
あんなに嫌だった河合くんは数年たってみたら落ち着いていて、また今えびコンも行くようになったので、時が解決する日が来るかもしれないけれど。  
今の9人のSnow Manの消費者ではないわたしは、これ以上は何も言うことが出来ないし言うべきではないので、今日で最後にします。
 
 
 
宮舘くんデビューおめでとう。
これからも自分らしく人生を楽しんでください。

MADEのお仕事年表(2020年1月)

せっかく作った2020年のおまかせ更新順も不要になってしまいましたが、今月はまだMADEの名前があるので更新しました。
まだ31日まではMADEだよ。

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今回の件についてはまた改めて。
ここは暫くこのままの予定ですが、暫くジャニオタお休みするつもりでいます。

MADEのお仕事年表(2019年まとめ)※修正版

マシュマロでご指摘いただいて、動画がひとつ漏れていましたので追加しました。
9月16日の岸本慎太郎くんと出ていた大河くんの動画です。
追加にともないこちらでふっていたナンバリングを修正していますので、9月から12月分まで再掲します。

教えてくださった方ありがとうございます!!!

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MADEのお仕事表2019年まとめ

きっと今やらないともうやらないかもしれないなと思ったので、年末になる前にMADEの2019年の振り返りを作りました。画像はここにも載せていますが、おそらく潰れて読めない部分もあると思うので、Twitterにもぶら下げておきます。
来年はどうなるかまだ分かりませんが、作ってはいます。
来年の今頃も同じように振り返りが出来るといいな。

 


■2019年の振り返り

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今年は春から動画が始まったり、4人での主演舞台も各人の舞台も先輩の舞台への出演も色々あって、書くことがたくさんありました。
雑誌は正直追い切れていなかったので、おそらく抜け漏れはあるかと思います……
動画が多かったのは健翔さんが桃山に出ていた時ですね。
宇宙の二人とたくさん撮っていてくれたので。
あとは稲葉さんがえび座期間に忍者の子たちと撮っていたのが多かったのかな。
無茶ぶりで自由な先輩に付き合ってくれてありがとね……
Gに所属していても個人で撮る子たちも多い中で、4人がそろう時は極力4人で撮ってくれていたMADEが愛しいなあと思っていました。
舞台も充実していましたよね、昨年の約2倍!!!
だって昨年はコイベビとえび座だけで、それでもとても嬉しかったのに今年は倍ですよ……
4月イケヴァン、5月サムライ、6月桃山、7月SHOWBOY、8月トムジェリ、9月トムジェリ、10月えび座、11月トラベルモード。
ほぼ毎月舞台に通う日々でした。しんどかったけど楽しかったなーー!!!!本当。
本当、楽しかったですね2019年。幸せだった。
MADEもMADEのお嬢様たちもお疲れ様でした。本当。

 


■(参考)2018年の振り返り

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こうして2018年と比較すると、この時は自分たちのコンサートって2回しかなくてこの回数なんですけど。
2019年は先輩のバックは冬の間だけで、あとは自分たちがメインのが5回、Jr.で1回なんですよね。
わたしたちにとっても景色は違ったけれど、彼らにとってもかなり景色の違うコンサートだっただろうなあと思います。
……また見たいですね。

  


■各月のまとめ
それぞれの月ごとの一覧です。
ご参考まで。

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MADEと宇宙Sixの誕生花とか

これもまた以前に上げていたのだけれど、ちゃんとまとめていなかったなと思ったので、MADEと宇宙Six分を表にしてみました。
素人まとめなので詳しい方いらっしゃったら教えてください。

MADEと宇宙Sixの誕生日をもとに、星座やエレメント、誕生花や誕生果まで調べたものです。
何に使えるかというと特に何もないんですけど(笑)
でもまあ誕生酒もあるので、お酒を飲むときに担当の誕生酒を飲むというのもありかなと思います(笑)

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ここからは雑談。

星座は皆さんご存知と思いますが、エレメントや守護星とかも見ていくと少し面白いです。
土のエレメントである大河くん・幸大くんは、「性格は粘り強く、確実で正確。始めたことは最後まで完成させようと取り組む」タイプらしいです。
「頑固な一面はありますがその一方で大きな包容力もあわせ持ちます。自分に対しては厳しくでも他人に対しては寛大さを持つことで大きな信頼を得ることができる人」だそうです。
負けず嫌いなイメージのある二人ぽい感じがします。

次に水のエレメントの健翔さん・江田ちゃん・亮ちゃん。
「性格は感情的で情緒的。とても優しく思いやり溢れる性格。常に相手のことを気遣いますがそれが時には優柔不断さを生むことも 」ということで、健翔さんのほわほわーとした優しい笑顔は水のエレメントだからなのかなぁと思います。
「また繊細で敏感。時には嫉妬深い一面ものぞかせます」ともあったので、先日のめどおまで佐野くんに向けて俺はー??(共演したい)って言ってる感じはこれかな?と思いました。
江田ちゃんと亮ちゃんは流れる空気は基本一緒だなと思うので、エレメントが同じというのは納得かも。

申樹くんと稲葉さん、そして原ちゃんは風のエレメント。
「情報通で最新の流行や世の中の流れに敏感。いろいろな手段で情報を集めその中から自分に必要なものを取捨選択することが得意」みんな独特な世界観を持っているので、何となくわかる気がする。
てんびん座の稲葉さんと原ちゃんは「相手の意見を聴きながらも自分の意見を伝えうまく折り合いをつけたり仲介することが得意」らしいので、稲葉さんはそういう素質を考えるとリーダー合ってるなと思うし、原ちゃんは座長として向いているのかなと思います。
申樹くんはみずがめ座なので、「社会的な偏見や常識といったものにとらわれず、自らの価値観に従って行動する。革新的なものを積極的に取り入れ新しい技術を試してみたりすることも好き。また独自の世界観やオリジナリティを非常に大切にします」とあるので、これも突然『これを乗り越えられたらなんでも出来る気がする』と自転車で名古屋まで行っちゃう申樹くんらしいのかな、と(笑)

同じエレメント同士が相性がいいと言われているので、MADEも宇宙も年長コンビが何だかんだで遠慮なくものを言い合いながらも仲良さそうなのは、波長が合うからなのかもしれないです。あと申樹くんと原ちゃんの仲良しっぷりも、何となく頷ける気がします。
そしてMADEの大河くんと健翔さんは地と水。この組み合わせは「一緒にいて安心できる、癒しあうことのできる関係」らしいので、互いを「相棒」と言い切る二人はなるべくしてなったシンメなのかもしれません。

ちなみに、MADEにも宇宙にもエレメントで「火」の人は現在いません。
元MAD界隈でいくと、ふぉ~ゆ~の辰巳くんと、退所済のいけだくんがそうです。火のエレメントの人の特徴としては「前向きなエネルギーに溢れ新しい挑戦や未知の世界にワクワクするタイプ。自分の可能性を広げようとしなんでも思った通り自由にできることが大事。自分の感じたことが全てで何より自分の直感を信じます」だそうです。
(ちなみに、ふぉ~ゆ~は越岡さん&松崎くんが風、福田くんが水。林くんは風です)


ざくっとしたまとめでいくと、

◆MADEと宇宙Sixの関係性
水(冨岡・江田・山本)、土(秋山・松本)、風(福士・稲葉・原)はエレメントが同じなので相性が良い。 
火(※不在)と風(福士・稲葉・原)は相性が良く火は風の勢いで力を発揮できる。
水(冨岡・江田・山本)と土(秋山・松本)は精神的に落ち着き、疲れない相手。
火(※不在)と水(冨岡・江田・山本)は正反対なので理解はできるが、好きでも嫌いでもない。
風(福士・稲葉・原)と土(秋山・松本)は理解はできないが害がないので放っておく。
火(※不在)と土(秋山・松本)は正反対、静と動なので価値観が合わず波長が合わない。
風(福士・稲葉・原)と水(冨岡・江田・山本)は風が現実主義・水が理想主義で価値観が違う。

あくまでも一例ですが、こんな感じみたいです。
もっと調べていくと面白いと思うんですが、とりあえずこのくらいで(笑)


あとは誕生日に合わせた色や花や、鳥とか謎なのもたくさんあるんですけど。
MADEと宇宙でいくと誕生花が結構あってて面白いなーと思っています。
あとお酒も面白いなーと。
大河くんのお酒は「フローズン・ダイキリ」なんですけど、
cocktailrecipe.suntory.co.jp
これはフルーツを他に置き換えても作れるので、ストロベリーダイキリも出来ます。
申樹くんのこれ↓もちょっと飲んでみたい。
www.sakelog.com
亮ちゃんが「リトルプリンセス」で”健やかな自分をアピールする元気者”というのも面白いなーって。すごく合ってる(笑)
ちなみに名前は可愛いくせに、強めなカクテルなところも面白い。
www.cocktailtype.com

誕生花の稲葉さんの「ムラサキシキブ」が個人的に好きなので羨ましい。
horti.jp
亮ちゃんの「アジアンタム」はよく見かける葉っぱです。可愛いやつ。
horti.jp
健翔さんの「グラジオラス」はアヤメ科のお花です。割と目にしたことがあるのでは?
種類もたくさんあるし、豪華な感じがして好きです。
horti.jp

あと誕生鳥の江田ちゃんの鳥さんが可愛いんですよ……
www.suntory.co.jp
原ちゃんは、誕生色もオレンジなんですけど、鳥もオレンジっぽい子です。
www.suntory.co.jp


こうやって見ていくと、意外とメンカラとかパブリックイメージと近い結果がでて面白いですよね。
他のグループもやっては楽しんでます(笑)

福士申樹初主演!WBBvol.15「トラベルモード」の話

MADE福士申樹初単独主演!

WBB vol.15「トラベルモード」

初主演……良い響きですね……
この春にMADEとして初主演舞台「イケメンヴァンパイア」の公演があり、次は単独での主演が誰になるのだろうとドキドキしていました。
もうすぐえび座が始まるという9月20日金曜日、福士申樹主演!と発表されました。
申樹くんがMADEの中で主演を1番にやるというのが、この1年での彼の演技の上達ぶりを見ていると納得な感じで。伸び代含めて選んでもらえたのかなぁなんて勝手に思いました。


作品は佐野兄弟のWBB公演vol.15として、過去も上演されたこともある「トラベルモード」、劇場は赤坂にある「赤坂RED/TEATER」です。
健翔くんと共演していた、元ジャニーズ事務所所属の佐野瑞樹さんと、弟の佐野大樹さんのユニットWBB。
 

WBB/WATER BIG BROTHERS


お二人は別々に活動しつつも、こうして二人でのお仕事もされています。

 

ちなみにこの劇場、駅からも近く入口も劇場内もこじんまりとしていますが階段状で見やすい小劇場です。
個人的にいくつかの舞台をここで観劇したこともあり、行き慣れているということと芝居を身近に感じられるような距離の近さや見やすさがある程度わかっているという点で、何となくホッとしました。

 

前述のように元々「トラベルモード」は過去から上演されていた作品で、わたしが知っているのは2016年かな?町田慎吾君主演で劇団イヌッコロさんが上演したものです。

その時にも大樹さんは関わってらして、元MAが主演をはった舞台を今年MADEが主演で上演する、というのが個人的にはめちゃくちゃ嬉しかったです。

ちなみに*pnish*の時は大樹さんがマルセルで、支配人はキャラメルボックスの岡田さんでした。見たかった……

それはさておき。

シチュエーションコメディって見ているこっちは面白いですが、演じる側としたらテンポが一度でも狂うとやや滑稽に映ってしまうし、緻密に計算された笑いを上手く盛り込めないとシーンとしてしまう……ドタバタしすぎると白けてしまう……結構難しいものだと思うんです。

そういった作品に、この二年間で役者として目覚め始めた申樹くんが主演として抜擢されるというのが、嬉しいなあと思いました。

 

 

さて物語。

下記はWBB公式サイトからの引用です。

17世紀初頭、フランス北部の港町に建つホテルにお忍び旅行にやってきた、ルイ13世直属の銃士隊の中でも剣豪として有名な三銃士のアトス、ポルトス、アラミス。

有名人がご宿泊! ! とあって支配人やベルボーイは大喜び。大層なおもてなしで大歓迎を受けるが、宿泊している事をおおっぴらにされたくない3人は戸惑い気味。それもそのはず。実はこの三銃士、真っ赤なニセ者! ! そこに銃士隊に憧れるダルタニャンが合流し、ニセ三銃士は大慌て! その一方では、よからぬ事を企む宿泊客も...。

1軒のホテルを舞台に、ニセ三銃士が繰り広げるドタバタコメディ!
“1人は皆の為に、皆は1人の為に"。

果たして3人は真の英雄になる事が出来るのか...

 

 

申樹くんが演じるのは主役のエディです。

いつもの強めのくせ毛をオレンジ色に染めた申樹くんは異国の少年のようでした。黒のジャケットに白黒ストライプのシャツ、黒のパンツ、黒のブーツ。

お金がない割にはちゃんといいものを着ています(笑)

ジャケットは黒でスタンドカラ―タイプ。胸の辺りに黒のツタ模様のようなブレードが飾られてる。裏地は間隔広めのボーダー柄。

パンツはポケットから膝辺りまでやはりツタ模様のような連続した飾りが入っていて、こちらは細いブレードではなくて刺繍なのかな?金っぽく見えました。

ブーツにパンツの裾をインしているのも格好良かったし、右腰に赤に黒の模様の入ったバンダナを下げていて、椅子に座る度にちょっと払う(女子がスカートのすそを払うみたいな感じ)をするのが可愛かったです。

あとはクロスの型に抜いたペンダントをしてました。ピアスなどの類はなし。

このビジュアルがまず良い。相当良い。

本当に異国感があるというか、いつもの申樹くんとは違うので、それも新鮮だし、MADEの中で一番カッコいい(by大河)と言われる申樹くんにめちゃくちゃ似合っていてわたしは初日に袖から出てきた申樹くんを見て、ぎゃーー!ってなって見る回数を増やしました。

マルセルのセリフじゃないですがやっぱりビジュアルも大事なんですよ……

役柄に合っているかどうかって大事ですよね……

 

本編としては前から申樹くんが言っている通り、コメディで笑えるお話です。

まず話はホテルのベルボーイと書き物をしている一人の男の会話から始まります。実はこの男はホテルの支配人ですが、ベルボーイにため口をきかれなめられてるし、客は入らないしでどうしたものかと悩んでいます。

席をはずしたところで、ホテルに入ってくる三人。目的は泊まることではなく有名人に成りすまして今日の食事とベッドを確保しようという魂胆です。エディ、マルセル、そしてレイモン(作中に呼ぶシーンは出てこないのですが)は有名な三銃士になりきることにします。中々名前を覚えられないレイモンと、三銃士が好きすぎて変にクオリティを求めるマルセルに不安はあるものの、エディは「飢えを凌ぐ為だよ!」となりきることに決めます。

最初は疑っていた支配人ですが、マルセルもといポルトスのなりきり具合に信じた様子で3人を無償で泊めてくれることになります。アトスになりきっているエディは芝居がかった低い声で、「あなた以外に誰にもだ!」と自分たちのことを誰にも話さないように約束させます。

しかし客にすぐチップを強請りため口で接客をするベルボーイに、支配人はバラしてしまいます。「ありえないんだけど!!!」とアトス(エディ)は怒り他の人にはばらさないようにと告げます。ベルボーイは尊敬する有名人がきたからと丁寧な言葉づかいで部屋へ案内するのでした。

その後、再び無人になったホテルに一組の男女が入ってきます。一人は明らかに妖しいロングコートの騎士、もう一人は騎士のような恰好をしていますが気の強そうな女性です。二人は密命を帯びてこの港町にやってきました。女性の方は綺麗な所に泊まりたいと不満を漏らしますが、男性の方は寝られればそれでいいとホテルを決めてしまいます。

暇だったはずのホテルは二組の宿泊客がやってきて途端ににぎやかになります。仕事を放棄して遊びに来た町長にまたポロっと三銃士が来たことをバラしてしまう支配人。慌てて口留めをしますが、これがのちに更なるドタバタ感を生み出すことに。

食事をとりに来た3人に「三銃士の方々の為に」と料理長が腕によりをかけた料理が振舞われます。一瞬喜んだ3人ですが、また支配人が喋ってしまったことに気付き、アトス(エディ)は支配人にくぎを刺しに行きます。

既に4人の人間が彼ら3人が三銃士であることを(偽物ではあるけれど)知ってしまい、心配になるアラミス(レイモン)ですが、とりあえず食事だと酒を飲み始めます。しかし突然ポルトス(マルセル)に向こうのテーブルで一人で飲むように言われるアトス(エディ)。アトスは真の酒好きなので一人で飲むというのが公式らしいのです。「行けアトス!」「行くんだアトス!」二人からせめ立てられて、一人隣のテーブルで食事をとります。

するとそこに後からやって来た女性の方……ミレディがやってきます。一緒に呑もう、と高いワインを振舞ってくれる強引な彼女と、アトス(エディ)が話を合わせていると、彼女はパリ育ちで三銃士を良く知っていると知ります。また、大事な書類を預かっておりそれを渡しに明日は船に乗るのだと書類を見せてきます。

彼女と話しているとぼろが出そうでまずいと焦るアトス(エディ)ですが、そこに運悪く支配人が何やら誤解をして近づいてきます。近づきたい気持ちは分かりますが抑えてくださいという支配人に、ミレディは怪訝な顔をします。「なにって、この方がさんじゅうしだということですよ!」自分は良いアドバイスをしたと思っている支配人はドヤっとした顔でいますが、アトス(エディ)はたまったものではありません。慌てて「さんじゅうし……つまり34歳なんだ!」と誤魔化します。しかしベルボーイとポルトス(マルセル)の会話で他の二人も「さんじゅうし」であることがバレ、どうにか全員が34歳で同級生であると何とか誤魔化すアトス(エディ)。

騒がしいホテルに帰って来たジュシャールは、大事な仕事の前にフラフラしているミレディをしかりつけますが、ミレディから実は元銃士隊の一人であることをバラされてしまいます。驚いたのはアトス(エディ)たち。本物の三銃士を良く知る人が二人もこのホテルに泊まっているのです。その場は何とか切り抜けましたが、明日にはすぐに出ようと決めて食事を再開します。

そこへ、怪我をした青年がホテルにやってきます。実はそれはエディの幼馴染ダルタニャンで、陰謀を阻止するため使者を追って三銃士と行動を共にしていることがわかります。しかし、三銃士は途中で囚われこの街には来ていないことをしりほっとするエディ。
その時についたとっさの嘘のせいで、エディ自身を知っているダルタニャンもホテルに泊まることに。接客をするアトス(エディ)に戸惑う支配人を「俺がやるからいい」とつい言ってしまい、ホテルのオーナーという嘘の上塗りをすることになってしまうアトス(エディ)。すっかり信じたダルタニャンは今度はゆっくり飲もう、と部屋へ戻ります。

翌日深酒をした影響ですっかり寝坊をしてしまったアトス(エディ)とアラミス(レイモン)。階下に降りると、何故か「歓迎!三銃士御一行様」と書いた垂れ幕や飾りが装飾されていて、驚く二人。そんな中ポルトス(マルセル)は記者を伴って嘘の武勇伝を語りながら散歩から帰ってきます。面倒なことになる前に逃げようとしますが、ジュシャールに垂れ幕を見られないようにしたり、”アトス”と”エディ”を行き来したりと、振り回されるエディ。更にはその垂れ幕は「大三銃士祭り」が開催されるからだと知り、朝早くにホテルを出たはずのダルタニャンも囚われた三銃士が逃げてホテルに来たと勘違いをし、戻ってきて大混乱。そこに3人を三銃士と信じている町長と、三銃士の顔を知っているジュシャール・ミレディも加わり、ついにエディ達3人が三銃士と名乗っていることをダルタニャンが知ってしまいます。

「何でそんな嘘をついたんだ!」と憤るダルタニャンに、「こいつが嘘をついている!」と開き直るエディ。支配人、町長、ベルボーイ、料理長はそれを信じダルタニャンを捕まえようとします。何かに感づいていたミレディはその捕獲に協力し、エディのことを「アトスさん」と呼びます。

実はジュシャールとミレディこそ、ダルタニャンが追っていた使者でした。明日の船でイギリスにわたり、フランスを危機に陥れようとしていたのです。自分たちを追っているダルタニャンを閉じ込めてしまえば、邪魔するものはもういません。嘘をついているエディ達には彼女達が出発することを止めることは出来ません。嘘がばれたらとんでもないことになることは分かっていたからです。

しかしレイモンが「このままの方がもっとまずいことになる」とミレディたちを止めることを提案します。ここで逃げおおせても、ダルタニャンや銃士隊からずっと逃げ続けることは出来ない、そしてフランスが危機に陥ったのが自分たちの嘘のせいだとばれたら、国賊として追われることでしょう。どうにか3人で止める策を考えますが中々上手くいきません。

もう出発する準備をしている二人を見て、レイモンが「ダメな人間は何やってもダメなんだ」と嘆く横で、「ダメな人間ならダメな人間なりの」策があるとエディは覚悟を決めます。「どうにか引き留めといてくれ」とレイモンに託し、ホテルの客室の方へ向かいます。残されたレイモンは、まだポルトスになり切っているマルセルとジュシャールに立ち向かいますが、すぐに腕を斬りつけられ、絶体絶命のピンチに。

そこへやってきたのはダルタニャンでした。エディは自分が裏切った相手であるダルタニャンを閉じ込めていた部屋を開けて彼にジュシャールたちを止めてもらおうとしたのです。ミレディは「自分で裏切っといて助けを求めるなんて恥ずかしくないの?」と言い放ちますが、「どうしようもねえ人間だから今更恥も外聞もねえ」と笑って見せるエディ。「最低の人間ね」とミレディは冷たく侮蔑の瞳で見つめますが、エディは「都合のいい方に流されていくそれが俺の生き方なんだから仕方ねえだろ」とそれを認めます。

ダルタニャンに「俺のことはあとでどうとでもしてくれ。今は尻ぬぐい頼む」とたくし、ジュシャールとダルタニャンの戦いが始まります。しかしそこにまだダルタニャンが偽物の銃士隊であると勘違いしたベルボーイと料理長、そして支配人が邪魔に入ります。偽三銃士である三人はそれに応戦しますが、ダルタニャンの隙を突いてジュシャールはダルタニャンの剣を奪い取ります。そして再び絶体絶命と思った瞬間、エディは剣の切っ先を突き付けられたダルタニャンの前に割り込み叫びました。

「勘弁してくれ!俺たちが悪かった!二度としないから!」

エディはジュシャールの前に土下座して、足に縋りつきながら命乞いをします。ミレディはそれにまた冷たい瞳を向け「クズね」と言いますが、エディはへれへらと笑い媚び諂って「見逃してくださいよ」と訴え続け、ジュシャールもやる気をそがれ見逃してもらいます。土下座して「ありがとうございます!!!!」と床に額をこすり付けるようおにして叫ぶエディ。

ダルタニャンはこんな侮辱はないと憤りますが、エディは「俺がせっかく命乞いしてやったのに無駄にすんなよ!」と怒り、「お前は諦めることを知らないから、このままだったら死んじまうよ」と諫めます。ダルタニャンの心意気は認めつつもここで死なせるわけにはいかない、そんな面持ちでエディは真っ直ぐダルタニャンを見ます。

「だから俺が行く」と二人を止めに行くつもりと明かします。それを聞いたレイモンとマルセルも、お前が行くなら行くよと危険な道と分かっていても同行することを決意します。知らぬ間に彼らには強い絆が出来ていたのです。

話はまとまり、船を燃やしてでもジュシャール・ミレディを止めようとする3人と、一緒に行くと言うダルタニャンの前に、ベルボーイがやってきます。手には昨晩アトス(エディ)が書いた銃士隊への入隊のための推薦状を持っていました。彼はやはりベルボーイの仕事が好きだからいけません、と。彼もまたこの一日で色々思う事があったようです。支配人にもきちんと敬語を話すようになりました。

エディはそんな様子に少し笑って、推薦状をレイモンに放り投げ、先を急ごうとしましたがそれを遮るようにレイモンが大声を上げます。皆で振り返ると彼の手の中にあったのは、ミレディが持っているはずのバッキンガム公宛の密書でした。実は昨晩ミレディと飲んでいた時、テーブルには密書と推薦状と二つの手紙か置いてあったのです。騒動で机の上に落ちた推薦状に気付かず、ベルボーイは密書の方を持って行ってしまっていたのでした。

これがあれば陰謀は暴ける、とダルタニャンは先を急ぐことにしました。エディに「また挑戦するつもりなら尋ねてこい」と銃士隊に誘う言葉を残して。3人は長い一日にようやく一息つきます。悪いことは出来ないね、笑いあっていると町長がやってきます。祭に顔を出してほしい、と。エディは支配人に「やるしかないんだろ?」と笑いかけます。支配人は実は割と序盤から彼らが偽物だと気付いていたのですが、ホテルの知名度アップの為にも嘘を貫き通してもらおうとしていたのです。食えない支配人にエディは笑いつつも、最後までやってやろうぜ、とポルトスとアラミスの名前を呼び、そして3人で「一人は皆の為に、皆は一人の為に」と誓い物語は終わります。

 

 

ここに至るまでエディこと申樹くんはめちゃくちゃ振り回されています(笑)

そしてそこに千秋楽までの間にアドリブも詰め込まれ、台詞量も多くて本当に圧倒されました。細かい動きもエディはめちゃくちゃ多いのです。
その書ききれない細かい動きとか面白いシーンもたくさんあるんですが、それはもう台本を起こするしかなくなるので止めておきます(笑)そこまで記憶力はない(笑)

でも本当ドタバタしていて面白い舞台でした。本当台詞のテンポが一つでも狂ってしまうと面白くなくなってしまう世界だと思うので、緻密な稽古が必要だったのではないかと思います。

 

しかしこの主人公であるエディはクズだと周りに言われるんですけど、本当どうしようもないクズとはまた全然違うような気がするんですよね。
エディは確かにちょっとクズなところもあるし、自分のことしか考えないし、実際そうな部分もあるけれど、そうふるまっている感じもしていて。
自分はクズだからクズな行動をしても良いと思っているというか、自分はクズだからこんな生き方なんだっていう殻を被っている感じはする。自己防衛みたいな感じで。
でも、結果的に自己を犠牲にすることで、周りを救っているんですよね。ミレディとジュシャールが「戦わずして勝つ」ということを言っていたんですけど、結果としてはエディもそうなったわけだし。

でもそれでも怪我をしたダルタニャンやレイモンを心配したり、優しさや強さを持っているなと思うので、この嘘を貫き通すことでエディは成長したんじゃないかなあと思います。結構好きなんだよねエディ。


突然ですがエディの好きな台詞TOP3!(ニュアンスですけど)
3位「クズ、そう!俺クズなんだ。だから、ね?相手にせずここは引いてくださいよ」

ジュシャールに命乞いをするシーンのセリフ。そこまでの声のトーンとは違ってへらへらした感じで媚び諂ってる感じが伝わるトーンで。

自分がジュシャール側だったら戦う気が失せるなって感じがして、この演技の感じいいなーと思いました。あと申樹くんが土下座してる……!ってなって、中々見れない姿なのでちょっとそれも萌えました(なぜ)


2位「あのくそ支配人……今度逢ったら、殺してしまうかもしれない……」

支配人が三銃士であることを黙っていられず危機的状況に追い込まれていくエディ達のシーンで、エディが渇いた笑いを見せながら言うんですけど、その言い方が絶妙にうまいなと……
 

1位「紹介状がなくてもあいつは銃士隊に入るし、紹介状があっても俺は銃士隊には入れない。結局は自分なんだよ」
この台詞は序盤のエディからしたらすごく成長した感じになってて、二人からもからかわれてるんですけど、カッコいいなーって単純に(笑)

ダルタニャンに劣等感みたいな悔しい気持ちは何だかんだでエディもあったと思うんですよね。自分に才がないことも気づいていただろうし。

でも再会して彼が夢に近づいていることを知ってまた焦って、自分との差に打ちのめされて。でも自分は自分で、彼にはなれないことも実感して、ようやく吹っ切れたのかなと思いました。

これ以外にも、ミレディに「そう!俺たち同、級、生~!!!」っていう所とか、ベルボーイに求められたチップのことわかんなくてこそこそと「チップって何だよ」ってレイモン(偽アラミス)に聞いてるところとか、当然ながら最後の「一人は皆のために、皆は一人のために!」の台詞とかも好きなんですけど。あとアラミスを覚えられないレイモンに対して、マルセルを見習え!っていうんだけど、すっかりポルトス化しているマルセルに「……前言撤回」っていうところとかも好き。
あと、名乗る時に椅子に足をガンって乗せて「アトス!」ってカッコつけて言うとこも良いよね~センター近くはいるとめちゃくちゃ眼力強いアトスの視線にめっちゃキュンとした……
「何サラッと俺の事酷評してんだよ!」「あー完全に一緒に飲む流れなんだ」「ちげぇちげぇ何勝手に脳内変換してんだよ!」とか……。
いやもう基本的にずっと申樹くんのエディが好きだったんですけど(笑)
 口の悪い申樹くんというのが新鮮だったので楽しかったなあ。


今年はMADEは個々に色々お仕事で活躍していて、稲葉さんも「トムとジェリー」で新たな役どころを見つけたと思うし、健翔さんは「桃山ビート・トライブ」で習っている日舞から生まれる美しい所作とアクロバットを見せてくれたし、大河くんは新たな挑戦としてタップをやった「SHOW BOY」があって。彼らの良さが出た作品にそれぞれ出演出来て、本当飛躍の年だったんじゃないかなと勝手に思っています。
申樹くんの演技を見ていると役作りについては自分でも考えるけど、演出の人や周りの人たちのアドバイスを聞きながら、素直に真面目に取り組んでいるんだなあという感じがして、好ましかったです
何だろう、独りよがりじゃない感じ。上手く言えないんですけど。
まだまだ粗削りだろうし、引き出しが少ない分、WBB公演をいつもご覧になっている方々や他の役者さんのファンの方からしたら、物足りないと思われたかもしれませんが……
でも千穐楽のコメントでも申樹くんが「右向いたら笑って、左向いたら怒って、っていう感情の起伏が難しかった」みたいなことを言っていて、本当それってとても難しくて、メリハリが上手くつけられるって大事だなーと思うので、とても。

それが分かって勉強もっとしたいって「真ん中に立ちたい」って言っている申樹くんが凄くキラキラして見えたし、「宝物にしたいとおもっていたのが、宝物になりました」って笑ってるの見たら、本当に楽しい時間だったんだろなあと自分のことみたいに嬉しかったです。

あと、前楽の挨拶から「MADEの福士申樹です」を入れてきたことが、個人的にはとても嬉しかったな。
そうすることで他の役者のファンの方々にも少しは知っていただくことが出来たのではないかと思います。天然っぷりというかどうにもならないおバカな所が露見してしまったとは思うんですけど……でもやっぱり知ってもらえるに越したことはない!と思うので(笑)

この辺りの話をすると『親か!』って言われるんですけど(笑)
基本申樹くんに対して自担と一緒で甘いので(笑)どうしても贔屓目では見てしまいますよね……可愛いから……


今回も佐野さんにはお世話になりました。今度は「うちの秋山大河がお世話になります!」(by申樹)ということで、大河くんがWWB公演に参加。
凄いなあと思いながらも、結局佐野さんが事務所辞められてからも何だかんだでめっちゃ見てるなって思いました(笑)
5月の日比谷イベントも超楽しかったもんな……
退所されてからもJr.が大変お世話になっていますが、これからも宜しくお願い致します……。そして町田くんともまた仲良くしてあげてください(笑)


とりあえず初日に見て申樹くんの顔面が良すぎて3→5公演に増えた「トラベルモード」ですが、本当に楽しかったです。
コメディも苦手な部類もあるんですが、こういうコメディは好きだな~~。
申樹くんの初主演舞台がこの作品で良かった!!!と思います。

WBBのお二人、そしてこの「トラベルモード」の素敵な出演者の皆様、関係者の皆様ありがとうございました!!!!

そして申樹くんえび座→ふゆパラというスケジュールの中で大変だったと思いますが、素敵な初主演舞台でした。お疲れさまでした。

 

 

……気付いたら9000字を超えてましたがほぼあらすじですね(笑)長いのにここまで目を通してくださりありがとうございました。

ちなみに、わたしはこんなブログを書いていますが、大河担です……(笑)

MADEへのお手紙宛先と要望先のこと

以前にも要望葉書とかお手紙のことを書いたのですが、更新版のようなものを書きました。
MADEに何か伝えたい!もっとMADEが載る雑誌が見たい!など思われる方へ向けて、参考まで。
基本はもう知っていらっしゃることばかりとは思いますが……
 
 
◆タレントへのお手紙
①郵送する
〒150-8550
ジャニーズファミリークラブ
〇〇(グループ名あれば) ◎◎◎様
健ちゃんに美味しいお肉を食べてもらいたい!稲葉さんの衣装代を貢ぎたい!と思っても当然ながら金券の類は入れられないので注意です。
勿論腐敗するものとか飲食物も禁止ですよ~
ここにも注意書きがあるので、参考に。
 
 
②ファミクラに直接持っていく
渋谷にあるファミクラに行くとボックスがあって、お手紙預かってくれます。
前は窓口のお姉さんに預けたりしていたと記憶していますが、新しくなってからはボックスが出来ました。
最近行ってないのでまた変わっていたらすみません。
 
 
この①②どちらも、「タレント宛」と「要望宛」と2パターンに分かれるかと思います。
コンサートして欲しいラジオして欲しいの場合は「要望」ですが、感想とかお伝えするなら「タレント宛」ですね。大河くんに送るときは「MADE 秋山大河様」で出しています。
要望の場合は上の住所と同じで、「〇〇要望係御中」という感じで書いています。
係はないと思うんですけど、細かく宛先指定はされてないので、勝手に要望係を作ってます。MADE要望係、とか。
しかしいったいどのくらいで手元に届くのかは分からないので、そこはご承知おきを。
 
 
◆各社への要望
最近は雑誌も葉書をつけてくれなくなってしまいましたが……
掲載していただいたら官製葉書に書いて感想などのお手紙を出しましょう。
ついでにもしかしたらプレゼントも当たるかもしれないしね!!!
わたしは5年程前ですが応募したら素敵なものが届いて今でも宝物にしています……(余談)
今はQRやサイトからでも感想を送れるので、それも良いかもしれません。
意外とどんな人たちが感想をくれたのか、どんな意見が多いのかはどんな雑誌でも見ていますので、要望は無駄になることはありません。
(当然ながらいろんな事情で掲載したくても出来ない、というのはあると思いますが……)
 
①ダンススクエア
皆大好きダンスクさん。ステスクさんも舞台に出ると掲載されたりするのでそちらも是非。
vol.35についていたアンケートページのアドレスです
最後のページにQRもあるし、葉書でもお手紙書けますよ。
※上のアンケはその号のものなので、あて先は都度購入してご確認ください
 
②TV雑誌
各社の雑誌にもアンケートページはあります。
自分で葉書で書かなければならないものがほとんどと思いますが、もしかしたら何かプレゼントも当たるかもしれないし!
ということでやっておきましょう。
 
③Duet・Wink UP・POTATOなどのいわゆるアイドル雑誌
切手を貼れば葉書付きだったりするアイドル誌(項目が多いから)
気になる芸能人とかグループとか書けるので極力出すようにしています。
もしかしたらそれで取り上げてもらえるかもしれないし!
 
これは稲葉さん用として……時々送るようにしています。
増田さんが衣装の色々を載せていることがあるので、その流れでどうにかなんないかなって…
ただ、今アンケートのページがない?みたいなので、編集部さん宛のページを貼っておきます
 
メールを送る際は当たり前事項ではありますが、丁寧な言葉づかいを心がけ、掲載のお礼と今後の要望をさり気なくお願いする感じで……。
封書やはがきで出す場合、マスキングテープは剥がれる可能性がゼロではないので、デコレーションするのに使うのはあまりお勧めしません。
わたしはこういうの↓使ってます。手帳用に買ったやつなんですけどね。可愛いよ。
 
◆その他
あと支援になりそうなのは、公式ツイート(公式動画・雑誌社とか)をRTするとか、動画をちゃんと見るとか、何度も見るとか……
公式の写真やグッズを買うのも当然ながら応援の一つであると思います。
そのあたりはわたしたちには見えない部分でもあるんですけど、少しでも彼らにはニーズがあるぞ、というのを見せるべきだなとは思います。
アイドルとはいえビジネスなので、当然ながら会社は採算性を考えます。
アプリゲームなどいくら人気があっても、課金者が少なければ続けられずサービスは終了します。
他の理由でなくなるコンテンツもありますが、人気があって愛を持ったファンがたくさんいても、結局はコスト分の金を回収できないと終わります。
まあ普通の企業としてはそうというだけで、彼らの事務所がどうなのかはあまりよくわかりませんが……
少なくとも数字はある程度の判断材料にはどうしてもせざるを得ないので、頑張れるところは頑張っておいてもいいかなと思います。
 
 
◆まとめ
★あまりコストをかけない支援策
1)公式で配信されている動画を見る(閲覧数を稼ぐ)
2)公式ツイートに反応する(RTする。拡散する)
3)周りの人に口コミで広める
 
★ちょっとコストをかける支援策
1)事務所に要望葉書を出す
2)掲載誌に感想を出す
3)タレント宛に手紙を出す(だれがどのくらい手紙が来たとカウントしていると想定して)
4)公式グッズ・写真を買う
5)舞台・コンサートで公式にお金を払う(そこでの物販購入も含む)
 
という感じでしょうか。
とりあえず思いつくものを順不同で。
 
 
全部が全部「やらなきゃいけない」わけじゃなくて、自由に応援で良いと思うんですが、やれる人はやっておいて損はないかなあと思ってます。
Jr.担してるとどうしても急にいなくなって急にその子に課金できなくなるっていうシーンは必ず来るので……
もっと推してれば良かったなって4年前にちょっと思ったので、出来る時にはちゃんとやりたいな、と。(これも余談ですけど)
 
他にもいろいろあると思いますが、自分用に控えていたものをせっかくなので公開用に編集しました。
あまり役には立たないかもしれませんが、とりあえずこんなところに送ってんだこいつくらいに思ってもらえたら(笑)